外国人と日本人の異文化コミュニケイション 若者現代文化フォーラム

11 12月 2011

第11回 12月10日-11日 古民家一泊温泉旅行兼 テーマ「日本の伝統生活文化」


第11回 若者現代文化フォーラム
<日時>12月10日-11日
<場所>大阪富田林市 古民家
<テーマ>日本の伝統生活文化
<参加人数>10名
<講師>横山泰三

 

 今日はなんと、重ねた企画会議の甲斐もあって、初の一泊移住研修となりました。 大阪市ボランティア情報センター様の資源マッチング事業「こむりんく」の御紹介で、国際キャンプ事業を展開されておられるNPO法人NICE様から富田林市の古民家をお借りしての、古民家温泉・鍋・研修・懇親旅行。 一年の最後を飾る、冬なのにとっても暖かい雰囲気の研修旅行になりました。

 

 日本の古きよき古民家の生活、環境も自然に囲まれた環境のなか、日本の古い共同体の価値観「村文化」などについて話合いました。

 昔はこの日に宿泊した古民家のような家が集まった村・単位で、たとえば元旦お正月には餅をついては、家々で分けあったり、お正月のおせちなども交換し合ったりした生活、また正月のお雑煮も日本の地域によっては作り方が違うなどといった日本文化について紹介・発表をしました。

 韓国からの参加者から、「韓国は儒教的な価値観を強く残していて、家制度や家父長制、年功の考え方なども日本と本当に似ている」という意見。 韓国ではまず、家族と家という血縁があって、そして地縁というものが就職から結婚までの人間関係の土台にある文化である、とのこと。 また韓国での古い民家は、木造で屋根の瓦も使うそうです。 韓国は日本の東北地方とほぼ同じ緯度なため、冬の寒い日だとマイナス10度、といった気温になることもあるため、暖房や暖かい家の作り方をしています。 中でも「オンドル」というものは、現代で言うところの「床暖房」みたいなもので、台所の煮炊きで使う薪の煙を石造りの床下に巡らせて、部屋を暖める仕組みだそうです。そのため韓国の伝統的な住居は台所が一段低いところにあるとのこと。 一同、「へええ!!!」
 
 ベトナムからの参加者の方からは、ベトナムの伝統的な家の作り方はレンガ作り。 フランスに占領されていたことから、フランスの街並みも見受けられるとか。 またベトナム人は人を家に招いて接待をすることが好きだそうです。

 その他、アメリカ人の方、中国人の方、台湾人の方からの参加もありましたが、みんな共通して「アジアはどこか似ていて伝統や価値観は同じではないか」という意見が出ました。

 そんなこんなで、日本のこれも伝統?の鍋の時間に。 夕食は同じ鍋をつっついて食べる・・・そして親睦を分かち合う、というのも実は台湾などにもあるとのこと。 また中国でも「食事を共にする」ということが非常に重要とのこと。

 食欲は世界共通でした。